生き方モデル

視点が大切

 従来から精神疾患は慢性化しやすいことで知られています。実際にそのような時代が長く続いてきました。

 それらに関して旧来の精神医療も有効な解決策を提示出来てこなかったと思います。しかし、わたしは常々、「これからの時代はどんどん回復していく人と、なかなか回復できずにさらに落とし穴に堕ちていく人に二極化していくでしょう」と言ってきました。そのターンニング・ポイントはどこにあるのでしょうか?

 メンタル疾患に陥っている人々から見れば、この世は本当に生きづらく救いがなく何の道標も見えないものに見えるかもしれません.

 また自分を省みても、人より劣っていて生きる価値がなく、誇るべきものも何もない存在のように思えるかもしれません。

 逆に一見絶好調のように見えてもそれはただ単に、自分の価値を高めようと高慢になり、今自分がしたいことやすべきだと思っている事のみに集中し、たまたまうまくいっているために一時的な成功に酔っているか、うまくいかずにイライラしているだけかもしれません。

 しかし大事な事は、ただ自分の視点で価値判断してしまわないようにすることです。こういう人はいずれ聞く耳がなくなっていきます。

 人間の落とし穴はこの世界を人間が中心だと思ってしまうことです。それが「自己中心」の心を作り、いずれ人生がうまくいかなくなる背景なのです。

 まずこの世は、人が中心ではなく、天(神)中心の世界だと考えることが大切です(ただし宗教化しないこと←ここ大切)。

 つまり、自分の視点だけで生きるのではなく、天(神)の視点で全ての物事を見られるようになることが大切です。あなたの人生に天(神)はどのように関わっているか?ということです。

 このようになるために一番良いのは、生まれてから今までの自分の人生の出来事を人の視点ではなく天の視点で見てみることです。

 よく私は、「試練には意味と価値がある」と書きますが、これも自分の視点、人間の視点で見るとなかなか見えてこないのですが、天の視点から見るようにするとその価値がわかるようになります。

 あの時なぜあれが起きたのかとわかるようになります。そしてそれがわかるようになるということがあなたの成長であり回復への第一歩です。

 自分がなぜ病気になったのか?そこには必ず意味があります。素直さがあり、気づきを大切にする人はこれが自然にわかるようになります。

 そこが解らない人(うわべだけ素直そうだけど実は頑固な人)はどんなアドバイスを聞いてもいわゆる「糠(ぬか)に釘」の状態になります。

 天の視点で自分自身と向き合うことで、自分が病気から抜け出せなくなっているポイントが見えてくるでしょう。天はあなたのすべてを知っているのです。

 そこに気づけたとき、回復への知恵はどんどん与えられていきます。天(神)があなたを応援するからです。