
前回は「人を助ける」時の段階について書きましたが、今回は「人はどのようにして変わるのか?」について書いてみましょう。それはどのようなステップなのでしょうか?
それは下記のような、シンプルなステップです。
1、何らかの言葉や体験が心にとまる(まだ時期尚早の人は、無意識にスルーしてしまうこともある)。
2、それによってある日、我(われ)に返らされる(時にはショックも受けるが心痛くてもまずは忍耐しておく or 励ましてくれる人に会ってみる)。
3、良い意味で「ま、いいか」と開き直って、「素直に」なっておく(ここ大切)。
4、ある時から(場合によってはじわじわと)視点や価値観が変わっていく(or 今まで見えなかったものが見えるようになる)。
5、その変化に気づいたら、ただそれを喜んでおく(曇っていた心に、新しい光がさすようになる)。
6、すると、不思議に、その光が自分を修復し始める(良い実のなる木へと)。
7、このようにして、自分の物の見方や感じ方、生き方のスイッチが変わっていく。言い換えれば新しいスイッチが心に宿る感じ。
たいていの人は、前半の3つのことがうまくできないことで、その後の4つのプロセスに進めなくなっていきます。しかし、それがうまくできる人は、自分で自分を無理に変えようと努力しなくても、気がついたら何かに導かれるように変わっていきます。
言葉や体験(意味、方向、タイミング)には、それ自体に人の生き方を変えていく力があります。しかし、何らかの理由により(多くの場合、その人の落とし穴)、素直さが失われ、小さな変化を喜べなくなってしまい、変化は停滞したり、ある時は逆方向に作用してしまうこともあるのです。
さて、1968年、ある科学者がインディアンの遺跡で600年前に作られたと思われる種でできた首飾りを発見しました。その科学者がその種の一つを植えたところ、なんと芽を出して成長を始めたのです。600年間休眠状態であったにもかかわらずその種子には生命力が宿っていたのです。
ある意味では人も同じです。つまり、どんな場合でも、焦る必要はありません。素直になれない人には「時」が必要なだけです。そして、あなたが豊かな実を結ぶ人生を願っているなら遅すぎる事はありません。そしてどんな花になるかも、どんな実を結ぶかも、種は知っています。
・言葉や体験を心にとめる
・自分を振り返る
・素直になっておく
・小さな変化や気づきを喜ぶ
ただ人間は、上記のようなシンプルなことが、なかなか出来ないだけなのです。
人間の心には、たくさんの「だって・・・」「でも・・・」「しかし・・・」「そいばってん(笑)」などが沸いて出てきてしまいます。
賢明なみなさんにはもうおわかりでしょう。実際には「耳を貸さないほうがいい」「心にとめないほうがいい」のは、いつも自分の心に浮かんでくるこっちの言葉なのです。
そして、耳を傾けた方がよいのは「本質的な言葉(不変的な真理、正しいこと)」であり、それらには人生を深めてくれたり、自分を成長に導いてくれる力があるものなのです。
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