
マインド・セットに大切な要素はいくつかありますが、その中でまず身につけたほうが良いものは「素直さ」です。これまでも伸びていく人と伸びなくなる人の違いに素直さの差があることを書いてきましたが、今回はそれを詳しく見ていきましょう。
なぜ、素直さが必要なのか?それは「成長する」ために素直さが大切だからです。成長とは変化することなので「素直」になるためには、変化することの怖さを取り除き、勇気を持つことが必要です。大人になると素直さが減っていくのは、大人になると「変化が怖い(嫌い)」「自分は正しい」となっていくからです。
素直の反対は頑固です。頑固な人は自分に自信がなく変化を恐れる傾向があります。素直さを身に付けるには次の要素が必要です。
・自分を客観視できる
・他人の意見を受け入れられる勇気がある
・自信がある
・心に余裕がある
・本質が分かる
この中で素直さを身に付けるために一番大切なことは「自分を客観視できること」です。客観視できるということは思い込みを捨てるということです。
人は「自分は正しい」「自分が信じているものは正しい」という思い込みが強いです。思い込みを捨てるために必要なことは「自分を疑う姿勢」です。自分を疑う姿勢は自分に自信があるからできることです。自分に自信がある人は自己責任感が強い人です。
「素直さを身につける」にはいくつもの観点がありますが、意識すれば次の四つの訓練で身に付けることができます。
①人の意見をまず聞く
反論したくても、反論しないで聞く
②今までやったことがないことを、あえてやってみる。
やったことがない仕事をする
やったことがない部署を手伝う
読んだことがないジャンルの本を読む
行ったことがないところに行く
食べたことがないものを食べる
着たことがないものや色を着る
③自己責任を徹底する
他人のせいにする人 ⇒ 他人のせいにしない
言い訳をする人 ⇒ 言い訳をしない
自分を正当化する人 ⇒ 自分を正当化しない
屁理屈を言う人 ⇒ 屁理屈を言わない
④感謝する
全てのことに感謝する
いろいろ上げてきましたが一番心がけたいポイントは「自分を守ることを止める」ことです。保身は成長の最大の敵なのです。そもそも、本人は気づいてないですが、周りの人から見ると「言い訳」は「自分は弱い人間です」と言っていることに等しいです。
自分を守る心理は「気に入られようとする」ことでもあります。気に入られようとする人が、気に入られることはほとんどありません。全てのことに感謝することで、気に入られる人になっていくのです。
最後に気をつけたいことは、素直と従順・隷属は違うと理解することです。この差を理解しないと、素直さを得ようとして奴隷になってしまいます。あるいは逆に最初に述べたように従順になって奴隷になることを恐れ、ただ頑固さを前面に出す人もいます。
そのような人へのアドバイスはどちらの場合もただ、「もっと素直に生きてみましょう!」「ほんの少しの勇気さえあればそれは簡単ですよ!」です。
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