
まちさなのカフェの片隅には下記のような詩を掲示しています。
季節はめぐる 木は木であり続ける
ただただ 木であり続ける
自らが落とす葉の一枚一枚は大地の養分となり
自分の命をつないでゆく大切な糧のひとつ
行いの一瞬一瞬のすべてが 命の連続なのだ
どんな姿の一瞬も美しい
“まちさな”はそんな木でできている
あるがままの姿はそれだけで美しい 人も同じである
あなたのままが一番美しい
ただただ 自然のまま 自分のままであり続けなさい
そのあなたの生き方が あなたの生きる大地の養分になる

これは、人間も木も、存在のあり方、生き方、その生命の本質には同じパターンが見えてくることを示したくて書きました。なので今回は「本質」をテーマに、自分の周りに起きているさまざまなことの本質に気づくためにはどういう方法があるかを説明しようと思います。
本質を知る方法
(1)シンプル(簡単)であると知る
世の中、そもそも簡単なものであるのですが、混乱が与えられて、複雑にされ難しくみえているだけと知ることが大切です。難しいことを簡単にしようとするのではなく、元々簡単なものに混乱が与えられているという意識・視点で見ると、本質が見えやすくなります。
(2)疑ってみる
まず、常識を疑うこと。常識には嘘が含まれていることが多いです。「なぜ、そうなのか?」「それは本当に正しいのか?」と考えてみることです。ただ猜疑心ばかり持つのは間違いですが、疑問を持ってみるという感じでよいです。
(3)素直である
疑う一方で、素直に見ることも大切です。思考あるいは論理的には疑ってみるものの、心は素直であることが大切です。素直な心で強い心がベストです。弱い心で、かたくなな心は思考停止、行動停止状態になりやすく、時として破壊的にもなります。
(4)フラクタルであることを認識する
自然界はフラクタル(全体像と部分像のパターンが相似になる性質)です。物事や出来事の例やパターンが、視点の違いで同じに見えてこないかを探して比べてみると良いでしょう。動物の群れのパターンが人間社会の動きと似ていたとか、色々な仕事を経験すると、やったことがない仕事でも、すぐに上達へのスキルやパターンが身に付くことと似ています。
(5)鳥瞰的に見る
大きな視点で見ることは常に必要です。大きな視点だけではなく、微視的に見たり視点を変えることも大切です。地球は平らだと思っていたが、観る位置を変えて宇宙から見たら丸かったなど気づくことが増えていきます。
(6)逆に見る
逆の視点から見ると突然、簡単に理解できることがあります。裏返しに見たり、上下逆に見てみると気がつくことがあるでしょう。刺繍模様の生地を裏から見ると違う図形が浮かび上がったり、時には自分からみて「交渉相手」の立場に立って作戦を練ると見えてくるものもあります。
(7)論理的に考える&直感的に考える
論理的であり、直感も大事にしましょう。理系的な論理的な判断は大切ですが、論理がつながらない部分があっても、一旦あいまいにしながらも進めていくことが大切です。思考を止めてはいけないところで止めないこと。違和感があると直感するところに、本質が隠れています。
(8)極端にしてみる
極大化・極小化すると本質が簡単に分かることが多いものです。これで多くの間違いを発見できます。物事や問題をわざと「おおげさにしてみる」「ささいなことにしてみる」などです。
(9)イメージをする
物事がどう動いていくかをイメージすることは大切です。流れを具体的にイメージするのです。イメージできないものは、仕事でもうまくいかないものです。流れだけでなく今までにないモノ・形・概念をイメージできるようになれば、達成の確率や精度が上がることになり、これは創造の元にもなります。
(10)臨機応変に(柔軟に現実に対応する)
私たちは何か目的に進もうとすると、頭がガチガチになっていることが多いものです。時には思考や行動のパラメーターを変えて、その時々の現実にあわせた対応をとることが大切です。予測しにくい状況だと感じればあまり動かず、わかりやすいパターンが表れた時に一気に動いてみるなどです。そうすることで新たな本質に気づきやすくなります。
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