生き方モデル

謹賀新年

 みなさま、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 私は年末年始、大みそかに急患センターで診察したり、年を越して部屋の模様替えに明け暮れていたらなかなか終わらず、やっと目途がついてこれを書いております。
 さて、今年はどんな年になるのでしょうか?

 大きな視点で言えば、現在は「時代の転換期」に位置しています。

 今後、どんな時代になるのかというシナリオについては、その時々修正が必要になっていきますし、社会の常識もどんどん変化していくので先の読めない時代になっていくのは当然ですが、すでに、過去の延長線上に未来がない時代となっています。たとえば、

・英国はEUを離脱しないといわれていましたが、英国はEUを離脱しました。
・トランプ氏は大統領にならないと言われていましたが、トランプ氏が大統領になりました。
・認知症の画期的な薬が開発されると言われてきましたが、むしろ新薬も大した効果が証明されず、薬物療法中心の時代も終わりに近づいています。
・精神医療も様々な機能分化や専門病棟が制度化され、デイケアや就労支援や訪問看護は整備されて来ましたが、まだまだ患者本人の社会参加や地域での暮らしは向上したとはいえない状況が続いています。

 時代が変動していくときには、過去の経験や知識が役にたたず、「どう生きるか?」というリテラシーが必要になります。

 ここでいう生き方のリテラシー、それは自分の人生の歩む方向(使命)への読解力、あるいは、与えられた状況や環境、想定外の出来事から必要な情報を引き出し、活用する能力、応用力のことを言います。

 それは単なるインテリジェンスではなく、気づきに導かれていく姿勢のことです。

 またさらに重要なことは、先入観を持たず、ありのままを見て行動していくことです。

 もちろん、その基本はいつも、自由に楽しくのびのびと!です。

 では今年も、よろしくお願いいたします。