
この世にはいろいろな試練がありますが、「心の病」は人生上に起きる試練の一つです。多くの人はそのことで生き方に混乱が生じてしまいますが、じつはそもそもそれまでの人生でどんな生き方をしていたのか、というだけでも、その後の経過に大きく差がついていきます。それは下記のとおりです。
およそ病気になる人の生き方は、次の5種類(5段階)に分かれます。
(1)病気になったことで、誰に言われなくてもどう生きればよいかに気づける(分かる)人。
(2)病気になり、他人から言われて始めて気づく(分かる)人。
(3)言われても気づかない(分からない)人(次に待っているのは試練の繰り返し)。
(4)試練が繰り返されてやっと初めて気づく(分かる)人。
(5)試練が大きくなってもまだ気づかない(分からない)人(分かるまで試練が続きます)。
これはいわば「生き方」における的外れ度です。多くの人は(3)~(5)です。的外れは回復から遠ざかります。的を射ることは極めて大切です。
大切なことはあなたが持って生まれた才能や能力を自然に使いながら、自己中心ではない生き方を取り戻すことです。これが分からないことが、根源的な的外れです。
しかし、自分がいかに、的はずれな生き方をしてきていたかということに気づき始め、そこを修正することに意識を向け始めると、それまで見えなかった物事が見え始めます。
そうすると最終的には、「自分が生まれてきたのはただの偶然ではなく、そこにはちゃんと意味や目的が在ること」が分かってきます。そして、そのような人生に一歩踏み出せるようになっていきます。
そうやって人は、目に見えることや自分中心の思いだけに惑わされず(混乱が修正され)、見えないことの中にある正しい意味がわかり、それにそって生きれるようになります。ここまでくれば後は簡単です。病気からの回復の本物の扉を開けることが出来るようになるからです。
それは、何かを信じて頑張って一生懸命にこじ開けるようなものではありません。
眼からウロコが落ちて、「すでにある(あなたの内側や周りに用意されている)」ものに気づくような体験から始まります。そして自分自身についても、後天的に身に着けてしまった偽物と、生まれつき持っていた良いものの見分けがつくようになることを意味するのです。
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